「酒の席での失敗を許さない社会」にしよう!

なんとなーく日本には「お酒が理由であればちょっとした失敗は許される」みたいな舐めた雰囲気があって僕はとても気にくわない。

飲み過ぎで吐こうが、態度がデカくなろうが、人の迷惑を顧みず延々話していようが、突然プロレスを始めようが、喧嘩しようが、時には多少の暴言や性器露出くらいまでなら「大目に見よう」という雰囲気がこの国に未だに残っている。

 

ほんと、お前ら酒に甘えるのも良い加減にしろよ。

 

人に迷惑がかかってんだよ。

吐かれたらそれを始末しなきゃいけないし、中身の無い長話はこちらの精神力を奪う。酔いに任せた暴言やイジりは当人にとっては面白いだろうけれどはたから見れば全然面白くなくただただ消耗するだけ。性器露出に至ってはPTSDものだ。

 

最近、「アルハラ」という言葉とともに極端な狼藉は減ったけれど、未だに酒の席での失敗をうだうだ言うのは「無粋」だという風潮は根強いと思う。

 

 だから、僕はせめてもの抵抗として「酒の席で失敗をした人」の言動を絶対に許さない事にしてる。

 

酒の席で、他人の迷惑を顧みずはしゃぐ奴、中身の無い話を大声でする奴、砕けた調子でからかってくる上司、プロレスを始める奴は全員「酒の席でしか発散できない可哀想な人」もしくは、「心の奥で何を考えてるんだかわからない人」として絶対に信用はしないし、仕事でも極力避ける。

暴言なんて、たとえ素面でどれだけ真面目で気の良い奴だったとしても絶対忘れないし「そういう奴」として軽蔑対象だ。

 

最近は、どんな状況にも対応できるようにちょっとでも酒の場の雰囲気が怪しくなったらアイフォンのボイスレコーダー機能を使う事にしている。

一つの防衛手段としてね。

 

たとえ酒の席であれ、人に迷惑をかけた人はそれなりのリスクを背負うべきなのだ。絶対に水に流したりはしない。飲酒運転で人を轢き殺しても無罪にはならないでしょ?それと同じ。

 

僕ほどはっきりとはしていなくても、こんな風に感じている人は結構いるはずだ。特に迷惑をかけられている側の人間(下戸、新入社員など)はそうじゃないだろうか?


あなたたちは決して間違ってはいない。「酒の席だから・・・」なんて同調圧力に構う必要は無い。


酒の席で普段とは違う姿を見せる奴らなんてほとんど例外なく「面倒くさく・ろくでもない奴」なのだ。関わらないほうが良い。「お酒を飲まなければ良い人なんです」なんてクズの代名詞だ。

そんな酒飲みをもっと軽蔑しよう、評価を貶めよう、そして「酒の席での失敗」が日常生活にを脅かすような社会にしよう!

そうすればきっと、飲みニケーションなんて言葉は廃れ、みんなが節度を持ってお酒を楽しめる素晴らしい世界がくるはずだ。