メールで敬語を使うのはすごく馬鹿馬鹿しい。

メールで、それもビジネスメールで敬語を使うって半端ない時間の無駄で、正直いい加減にしてほしい、と出勤してから退社するまで毎日30回くらい思っている。8時間勤務だから、だいたい15分に一回ぐらいイライラいているのだな。僕は。いい加減神経衰弱で死ぬぞ。

 

僕はバカじゃないから知ってるけれど、メールというのは「瞬時に簡単に相手と情報のやり取りができる」というのが最大のメリットのはずだ。にもかかわらず、そのメリットを大胆に潰してくる「敬語」の存在が煩わしくてたまらない。

 

「ほら、添付した書類みて!」という内容を伝えたいだけなのに、いったい何行挨拶と敬語表現に割かねばならないのか。

相手の会社名、部署名、役職の明記から始まり、時候の挨拶、お世話になったアピール、「要件」、対応してもらうコトへの謝罪とお礼・・・。

もし、電子が有限だったら真っ先に省かれるべき無駄だらけだ。

それでも定期業務なら、ある程度テンプレートを作って処理していけばいいかもしれない。でも、これが新規案件とか交渉ごとになるともう大変。

ただでさえ新たに説明しなければいけないコトが沢山あるのに、それに加えて敬語にまで気を使わないといけないから、メール作成に費やすエネルギーと時間は膨大である。

僕の場合、読んでのとおり文章を書くのが苦手だから、新規案件なんてライトな企画書を作るレベルの努力が必要になるし、いざ書けたと思っていても今度は慣れない敬語表現にありがちな怒涛の「いただきます」ラッシュが気になって、おもむろにリライトを始めるなんてコトはしょっちゅうだ。

文章の内容より表現に悩ませているなんて、僕は小説家か何かなのか。

当然、違うから仕事はどんどん溜まっていく。

 バカバカしい程のエネルギーと時間の無駄だ。

電子メールのメリットを全然活かせていない。

 

僕ほど極端な例は少ないかもしれないけれど、それでもメールでの敬語を禁止したらGDPが1%くらいはすぐに上がるんじゃないか?と今、僕は本気で思っている。

  

 アベノミクス4本目の矢に是非!