「実写版テラフォーマーズ」俳優陣からの警告
さては実写版テラフォーマーズである。ついに4月29日に公開されたのだけど、案の定酷評の嵐で、yahoo!映画では「絶望的」というカテゴライズまでされている有様。
ただ、この映画に関してはどう考えても見に行った観客の方が悪い。この映画がダメなことなんて「心臓が止まったら命があぶない」くらい自明なもので、「臨死体験がしたい」とかそういう、その先の目的を持っている人しか見てはいけないのである。「死にかけたじゃ無いか!」という批判はお門違いもいいところである。
現に俳優陣も警告を発している。
4月28日発売のヤングジャンプに俳優陣のコメント(警告)が出ているので抜粋しておこう。
「スゲー、スゲー、ウォーオオオ!あ、終わった・・・っていう映画です(笑)」
「映像も音楽もなにもかもインパクトがあって、これぞエンターテイメントだなって思いました」
「エンターテイメントど真ん中の作品、映画を見ながら声を上げて楽しんで観て欲しいです。」
「今まで見たことの無い映像に仕上がっている、日本独自の新しい映画だな、と感激しました」
「ひとことで言うと、クレイジーな映画ですよね。ハチャメチャでなんでもありで行ききっている。」
伊藤英明は主役の責任からか無難なコメントにとどまっているが(まあ確かに観客は声を上げて楽しんでいる、ヤフー!映画で)、山田孝之と小栗旬はこの映画がなんであるかほとんど隠す気が無いようだ。クレイジー(笑)
武井咲もインパクト(意味深)のごり押しだし山下智久にいたっては、なんとかして褒めようとしたのだろう、その結果「日本独自の新しい映画」という皮肉を決めてしまっている。なんかかわいい。
このようにバカでもわかるくらい俳優陣は警告を出しているのである。
「この映画はそういう映画だから、話のわかる奴だけ来いよ!」と。
今後見に行こうと思っている人は是非この俳優たちがその良心からだした警告を踏まえて見て欲しい。
まあ、凡作より超クソ映画の方がエンターテイメント性は、はるかに上なので、逆に見に行った方がいいと思うけどね。
僕もGW中に観に行く予定。レヴューしようかな。