はてなが終わるそうですよ

昨日2000PV強だったのが、今日は300PVだった。「ああ独自ドメインに移行中だからその辺のゴタゴタかな?」とか割と悠長に捉えていたがどうやらこういうわけだったらしい。

超要約すると、グーグルさんに「お前のところ内輪で盛り上がってっけど、クソみてーな記事ばっかだな!」と気づかれて人前から隔離されたってことです。

そりゃーそうだよねえ、こんなクソみてえなブログが2000PVとかおかしな話ですよ。調子に乗ってアドセンス申請したら1日に50円もお金が入ってきたけどそんなうまい話あるわけがないよね。下向いて歩いていても50円なんて滅多に拾えないもの。

まあ、いま俄然あたふたしているであろうのがはてな界隈を根城にしてきたアフィリエイターさんたち。なにせ僕のブログで50円だから、上位のアフィブログがみんなの「?」をどれだけ換金していたか想像もつかない。

まーしかし、社会からの自由を求めてアフィリエイターになったはずなのに、グーグルというさらに及びもつかない強大なものに生殺与奪権を握られるとは皮肉なもんである。学校に縛られるのが嫌で飛び出したのに、最終的に少年院に入っちゃった感じ?

頭がぼーっとしてて合ってるのかわからないけど。

 

で、今後はてなはどうなるのかしら、ということについて胡乱な気持ちで考えてみる。とうぜん、アフィリエイターさんの大量離脱が始まるじゃん?はてな村に外部の人間を大量に引き込んでいたのはアフィリエイターさんたちだから、それが消えることではてな村に来る人そのものが減るじゃん?古くからのはてな村の住人といえば大体SEOなんかに無関心な捻くれものだから、村の観光資源がなくなったことでさらに人が来なくなるじゃん?人が来なくなるとブログ更新しなくなるじゃん?また人が減るじゃん?

 

はてな終わるじゃん

 

なんだか、「イオンが撤退したからと言って地元商店街が蘇るのか?」的な問題と同質のものを感じるね。

 

今後の鍵を握るのは、やっぱりはてなブックマークじゃないかな?。

 

むかしむかし、「readme!」というweb日記ランキングサイトがありましてね、そこでは金にもならんのに、ただただ「自分が面白い人間であること」をアピールしたいがためだけにホームページを立ち上げた管理人たちがアクセス数(PV数)を賭けてしのぎを削っていたわけですよ。いわゆる「テキストサイト文化」ってやつ。

まだ、シェア機能なんてないから「生活お役立ち知識」とか「耳寄りビジネス情報」なんかに一切価値がねえの。勝負はテキストが面白いかどうかその一点のみ。しかもその勝負には自分の価値というアイデンティティーが懸かってるからみんな知恵を振り絞って必死に更新してた。カップ麺にいろんなものぶっかけて食べてレヴューしたりね。すげえ狂った世界だとは思うけど、面白かった。

まあ結局グーグルやらFBの登場でwebが「共感や情報重視」になって廃れちゃったんだけどね。

 

再びそこを目指すべきなんじゃないかな、といまさら思ってる。

 

今の莫大な富を持つものに支配・管理されたインターネットも楽しくないことはないけれど、もっと個人が泥臭く争う場所があってもいいじゃない?個人が輝ける場所があってもいいじゃない?

そういう質の高い個人を際立たせるという点では、はてなの読者層とかはてなブックマークの機能はまだまだ使えると思うんだ。

ねえ、もう一度readme!やってみない?