日本とかいう異常に酒飲みに対して甘い未開の国

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年度も変わり世は新入社員シーズンである。いたるところで歓送迎会が行われていることだろう。帰りの電車内では談笑していたり、眠りこけている赤ら顔のサラリーマンをよく見るようになった。

 

おいお前ら調子に乗ってんじゃねーぞ。

 

 

とかく日本は酒飲みに対して甘い国である。未成年の時は厳しく禁止され、最近大学ですら飲酒に対してはセンシティブなのに、社会に出た途端「え?お酒嫌いな人なんていないでしょ?」的なトーンで酒を迫ってくるのは一体どういうことなんだ。

交流というと飲み会飲み会ってお前ら、アルコール依存症患者なのか?それも飲み会以外にイベントが思い浮かばないくらい発想が貧困なのか?端的に言って猿並みである。

特に会社の飲み会ほど酒嫌いの人間にとってキツイものはない。

まず注文の段階からお酒以外のものを受け付けないあの空気。「白けるから、乾杯ぐらい」って勝手に白けるなよ、その一杯どうするんのさ。

つぎに待っているのは蛮族の恒例行事「お酌」である。まあ、注いで回るのは良い。ただ、こっちがお酒はあんまり好きじゃなくて、それをやんわりと伝えてるのに「ちょっとだけ?ね?」とか「失礼にあたる」とかいう屁理屈こねてまで飲ませようするのは

ちょっとイかれてる。なんだ連中はお酒を「飲ませれば相手を意のままに操れる魔法の薬」だとでも思っているのか?いや、本当にそうのなのだろう「酒を飲ます事によって主従を確かなものにする」というのは古来から珍しいものではない。ただ今は2016年である。意識としては古すぎるし、そもそも酒に頼らないと部下の掌握すら出来んのかお前らは。

こっちは酒が苦手って示してんだよ。なら、ソフトドリンクで乾杯しても良いじゃないか。というかそうした方が絶対部下の掌握できるから。そんな簡単な事で今なら酒嫌いの部下を囲い放題だよ?

で、酌が終わっても酒嫌いの苦悩は続く、ソフトドリンク(大体酒と見間違う烏龍茶)を頼むとしても厨房まで行って小声だし、酒を勧めてくる人々に対して釈明の連続。あのさなんでこっちがこそこそと釈明をしなきゃいけないわけ?もう少し人を理解する努力をしろよ!コミュ障か!?

ほんと疲れと不快感だけ残るイベントである。

大体飲み会の予算って4000円くらいだろ?それを食事代だけにあてれば、それなりの美味しいご飯が食べれるじゃん。なんでそれをやらないの?おおかた酒の飲みが文句を言うんだろうな。飯の味もわからん奴らが。やっぱり酒嫌いは虐げられている。

 

酔っ払いの存在自体も厄介だ。

大声張り上げて、くだらない話を連呼し周りにくだを巻く。あんなもん人に見せて良いもんじゃないからね?

電車内なんかで彼らに遭遇すると最悪だ。酒臭い息からは逃れられないし、延々と大きな声で話している。お前らは「公共の場では静かにしましょう」という幼稚園児でも理解できるような理解できなほど頭が弱ってるのか?ほんとお酒って麻薬。

僕はよく東海道線グリーン車を利用するのだが、そこでもこういう乱痴気騒ぎを見るからイライラする。こっちは疲れてるんだよ。まずうるせえし、酒臭い息と珍味の匂いを車両に充満させるんじゃない!

だいたいJRもJRでなぜほぼ通勤電車である東海道線内で酒を販売するのか。僕には全然理解できない。酒飲みに足して甘すぎだろ。

しかも、酔って話している話の内容といえば会社の愚痴やら「あいつのこういうところがダメだ!」という内容ばかり。 

ひょっとして、酒臭い匂いを充満させながら我が物顔で語るその姿は、素面の自分の惨めさの裏返しなのではないだろうか?

そう考えると哀れにすら思えるな。

 

とにかく何が一番の問題かというとこういう一種の公害が、「酒の席のことだから」とか「お酒を飲んでたから」で大抵片付けられてしまうこと。ばかやろう、こっちが受けた不快感は全部覚えてっからな。

飲酒無罪みたいな日本のこの風潮ほんと嫌い。

「人に嫌なことをしない」「公共の場では騒がない」とか最低限のモラルが守られないのであればいっそ酒なんて禁止してしまえ! 

 

「この国に酒を飲まない自由を!!」

 

 

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